周遊きっぷ九州の旅_最終回
別府駅12:22発「ソニック28号」に乗り小倉へとむかう。
小倉着は13:32だ。
まだ、帰るには早い時間である。
今回の九州の最終地は、私の最も好きな写真家「藤原新也氏」の故郷でもある、門司港で締めくくることにした。
国の重要文化財に指定されている門司港駅舎は古い洋館で、近代的な駅舎とは違い温か味を感じてしまう。
駅から出るとすぐに、明治~昭和初期の歴史的建造物を集めた
レトロ地区が港沿いにある。
普通の観光客なれば、こちらに足を向けるのであろうが、私の場合はそこを脇目に山側へと向かう。
そこにはやはり、狭い路地と坂道があった。
しかし、猫たちには出逢わない。
30分ほど散策をした頃ようやく1頭のシロクロに出逢った。
鼻から上がクロ、下がシロ、私はこのような模様の猫を「マスクマン」と親しみを込めて呼んでいる。
「にゃー」と挨拶をすると、「ニャー」と返してくれた。
しかし、すぐには寄ってきてくれない。
こちらから近寄ろうとすると、少し離れる。
再び「にゃー」と挨拶すると「ニャー」と返してくれる。
私はしゃがみ、マスクマンの様子を窺うと、「ニャー」と繰り返しながらジグザグに距離を詰めてくる。
どうやら、人見知りするタイプのようだ。
じっとマスクマンを待つと、手の届く距離に彼が近づく。
私はゆっくり左手の人差指を差し出すと、マスクマンは鼻面を寄せてくる。
このタイプは、かなり懐っこい。
この後は撮影できないほど、ゴロゴロ・スリスリ・ゴツゴツ。
結局、門司港で撮影した猫写真はここでの数カットのみ、
今回の旅もいよいよ終わり、門司港駅に戻り九州を離れるため小倉駅へと向かう。
結局今回の旅は、別府の旅に近いものになったが、少年時代を過ごした別府の街は、当時は全く気付いていなかったが、とても魅力的な街であることを発見することができた旅になった。
小倉から帰る新幹線の中で想いを巡らせるのであった。
終わりm(_ _)m
【カメラ:Zeiss Ikon_レンズ:COLOR-SKOPAR 35mm F2.5PⅡ】
| 固定リンク

コメント
有意義な旅であったようですね。
かつて過ごした街を見直す旅もなんだか楽しそうですね。
蔵人さんのブログを見ていると、のんびり旅に出かけるのもいいものかも…と思います。
猫写された猫さんたちも、それぞれ個性的な模様、色のコで、切り取られた風景の中でいい表情していましたね。
今回も楽しい写真ありがとうございました。
投稿 はづき | 2008年5月10日 (土) 23時35分
はづきさんこんばんは。
私の様に引越しを何度か経験された方であれば、かつて暮らした街を改めて訪れるのは感慨深いかもしれません。
私の場合、その街々の生活感とゆうか、空気感とゆうか、そういったものを肌で感じないと旅をした気分になりません。
観光名所は観光用に整備が行き届き過ぎている場所が多いので、その街と同じ場所にありながら別の世界を感じる私です。
時間と財布が許すのであれば、たまにはあても無く旅するのも良いものですよ(^^)
引き続き長崎編お付き合いくださいm(_ _)m
ではまた。
投稿 蔵人 | 2008年5月11日 (日) 21時18分